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【月額貯金は9万円!】フィリピン語学学校スタッフの日常生活!

2016/11/22放送「幸せ!ボンビーガール(日本テレビ)」にて、セブ島の語学学校「Global Steps Academy Grace International」にて勤務されている「古田あゆみさん」の特集が組まれていました。

フィリピン留学に興味を持たれている方は、ご覧になった方も多いかと思います。こちらの番組のコンセプトとして「貧乏暮し」をしている女性を特集しているのですが、おそらく古田さんはボンビーガールではありません。

私もフィリピンの語学学校で勤務経験があり、給料形態や待遇などを考慮すると、日本での一般的なOLさんよりも良い暮しができていると思います。

もちろん、古田さんの雇用形態はわからないので、詳細は分かりませんが、語学学校スタッフにはメリットが多いのも事実なのです。

そこで今回は、あまり知られていないフィリピン語学学校スタッフの仕事内容とメリットをご紹介したいと思います。(※語学学校や地域、雇用形態によって仕事内容・待遇は異なります。こちらの記事は私の経験を基に作成しております。)

参考までに私の待遇

私の場合は、給料とその他生活に必要な費用が全て含まれておりましたので、生活費は極論を言えば0円でした。しかし、週末は先生や友人と食事に出かけることもありましたので、数千円は出費していたと思います。私はバギオという田舎町に滞在していたので、誘惑が少ないだけでなく、使う場所もなかったため、このような収支になったのではないかと思います。

仕事内容

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フィリピン語学学校スタッフは本当に多くのタスクを背負っています。通訳や翻訳、学校案内、学生さんのピックアップ、部屋割り、イベント準備、苦情処理など本当に多岐に渡るのです。

通訳や翻訳

フィリピンに留学される学生さんの多くは英語初学者の方も多く、留学当初の学生さんは特に気を使ってフォローしなくてはなりません。初めての留学という方は、最初は不安でいっぱいになり、余裕がなくなってしまう学生さんも多いのです。

先生と学生さんの間に入って通訳することは日常茶飯事ですし、英文書類を日本語に翻訳し掲示板に張り出すということも重要な仕事です。

学校案内

新しい学生さんが入学した際には、授業の進め方、食事場所、洗濯場所など学校案内を行います。私の勤めていた語学学校では近くのSMモールまで案内しており、両替や買い物方法なども案内していました。

フィリピン留学をご検討されている方は、留学当初に語学学校スタッフと仲良くなっておくと、何かと便利かと思います。(多くの語学学校では学生さんと同じ敷地内で語学学校スタッフも生活していることが多く困った時にコンタクトが取りやすいからです。)

学生さんのピックアップ

こちらの仕事は日本人の語学学校スタッフが行わないこともあります。しかし、私が勤務していた語学学校では、安心度を高めるためにフィリピン人スタッフと共に私も帯同していました。

空港などでピックアップ(お迎え)をするのですが、生徒さんの携帯が繋がらずになかなか出会えないことも多々ありました。

ピックアップを語学学校にお願いする場合は、正確な時間と場所を予め確認し、その場所に到着したら絶対に動かないことを心がけて頂ければと思います。

部屋割り

語学学校にとって部屋割りはとても大切なタスクです。できる限り国籍の異なるルームメイトを斡旋し、なおかつトラブルが起きないように性格的にも合いそうな人を選定しなくてはなりません。

実は、部屋割りのクレームが一番多いのです。自分の仕事を増やさないためにも、生徒さんに気持ち良く生活してもらうためにも、生徒さんの性格や考え方をできるだけ吸収できるようなコミュニケーション能力が語学学校スタッフには必要になるのです。

イベント準備

語学学校では定期的にイベントを開催しています。スポーツ大会だったり、カードゲーム大会だったりとイベント内容は様々ですが、下準備が必要になることは間違いありません。

また、授業をお休みにしてイベントを開催することもあるため、一定数の方から「なぜ授業を休みにするのか?」とクレームを言われてしまうことも確かです。有意義なイベントにするために語学学校スタッフは動かなくてはなりません。

苦情処理

こちらが最大の仕事であり、最も大変であると言っても過言ではありません。フィリピン留学では、正直なところ日本と同じクオリティで生活することは難しいと考えています。

日本と比べだしたらキリがありません。水道水は飲用に使用できませんし、お風呂に湯船もありません、お湯も十分に出ない場合もありますし、停電により電気が使えなくなることも多く、加えて、虫が多く、治安も日本と比べ悪く、食事も日本より美味しくありません。

正直なところ、文句を言い出したらいくらでも言える環境にあると思います。私は、多くのクレームを受けましたが、ひとつ言えることは語学学校単位では変えることができないことが多いということです。

インフラが日本よりも整っていないフィリピンでは、少々広い心を持って渡航されることをお願いしたいと思います。

語学学校スタッフのメリット

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語学学校スタッフは24時間生徒さんのケアをしなくてはならないため、正直大変な仕事だと思います。しかし、語学学校スタッフには多くのメリットがあるのです。

異文化環境で働ける

私はこれまで約40ヶ国渡航し、様々な国や地域の文化に接してきました。異文化環境で働くことができるメリットとしては、柔軟な対応力や語学力の向上などがあげられると思いますが、何よりブレない心を身につけることができると思います。

国や地域が変われば、考え方やライフスタイルは大きく異なります。人生観や仕事観、すべての面において異なる感覚で生きている人々と共に時間を共有することは、今後の人生にとって大きな糧になるのではないでしょうか。

特にフィリピン人の方は世界的に見ても楽観的で陽気な方が多いと私は考えており、人生を楽しく生きる術を習得するにもフィリピンは適している国だと言えます。

貯金しやすい

こちらは給料や雇用形態によって異なりますが、フィリピンの物価は日本の3分の1〜4分の1程度のため、生活費がかかりません。

また、語学学校スタッフは食事や寮、クリーニング代なども支給されることもあるため、ほとんどお金を使うタイミングがないのです。

もちろん外食をしたりすることもありますが、ローカルなお店では500円ほどあれば一晩飲むことができるため、フィリピン生活は貯金がしやすいと言えます。

授業を受けられる

語学学校スタッフは、時間が空いている先生の授業を受けることができる場合があります。また、授業ではなくても、語学学校スタッフとして勤務していると先生と仲良くなれるため、常に英語を話す環境に身を置くことができます。

わからないこともすぐに質問できるため、自然と英語力を高めることができます。しかし、ある程度の英語力がなくては語学学校スタッフにはなれないことも多いため、基礎力は事前に必要になることが多いです。

様々なビジネスのチャンスを得ることができる

フィリピンの語学学校で働いていると、多くの人脈を得ることができます。他校の視察へ行ったり、営業先へ出向くことによって、フィリピンでビジネスを起こされている経営者の方とも顔なじみになることができるのです。

私がフィリピンに滞在していた2011年は、日系企業はあまり進出していなかったため(語学学校)、韓国人経営者の方が大半を占めていましたが、様々なビジネスのお話しを頂きました。

もちろん中には、実態のない話しや、悪意を持って接している方もいたと思います。人を見極める力は必要になりますが、発展途上国であるフィリピンでは、多くのビジネスチャンスが転がっており、チャンスは確実に広がってくると考えています。

フィリピン語学学校スタッフとして勤務するということ

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私の勝手な主観的な意見になってしまうかもしれませんが、フィリピン留学を決意される方の多くは、野望を持ち目標に向かって全力で行動している方が大半だと思います。

もちろん自分の人生に満足していなかったりと、現在のご自身の状況を悲観してフィリピン留学を決意される方もいらっしゃると思います。

しかし、留学を決意するということは簡単なことではないと思いますので、誰しも少なからず、心の中には野望を秘めているのではないでしょうか。私自身、2度の留学経験がありますので、その苦労は身を持って経験してきました。

その経験を基に、語学学校スタッフとして、いつも心がけていたことは「心地よい環境の整備」です。

海外生活に慣れていない学生さん、語学力が伸びない学生さん、皆さん少なからず悩みを抱えながらフィリピン留学生活を送ることになると思います。

語学学校スタッフは正直なところ目立たない存在でありながら、多くのタスクを背負っているお仕事です。仕事量の割には感謝されることが少ないだけではなく、クレーム処理に追われることも多くあります。

毎日、クレームを言われてしまう環境でしたので、正直なところ「生徒さんと会いたくない」と感じてしまったこともありました。

しかし、常に丁寧な対応を心がけることで信頼が生まれ、自分自身の対応力も向上し、なおかつ語学力も向上していることに気がつきました。

現在のフィリピン語学学校スタッフの平均給料は高いとは言えず、もしかしたら割が合わない仕事かもしれません。

しかし、多くのことを得られたことも間違いありません。私が語学学校スタッフとして勤務していたのは5年前になりますが、その時代に語学学校に通われていた生徒さんの中には、大きく羽ばたいた方が多いことが私の宝だと考えています。

もちろん、私の力ではなくご本人の努力によるものなのですが、語学学校卒業後に外資系客室乗務員や公認会計士になられた方。アジア人材派遣会社設立、フィリピン語学学校設立などビジネスを立ち上げた方も多くいらっしゃいます。

語学学校スタッフとして私ができたことは多くないのですが、生徒の皆さんの人生の一部に少しだけ協力できたということが、最大の収穫なのではないかと考えています。

これから海外で語学学校スタッフとして勤務してみたいと感じている方がいらっしゃれば是非とも挑戦して頂きたいと思います。TOEICの点数やPCスキルなどを求められることが多く、簡単にできる仕事ではありませんが、私は心から語学学校スタッフの経験ができてよかったと感じています。

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