学校の様子について
学校は韓国資本ということもあり、90％以上は韓国人が占めていました。学生の年齢層は、20代が多いのですが、10代、30代もおり、30歳の私でも心地良く過ごす事ができました。
また、韓国と日本の文化で、目上の人を敬う文化というのが共通しており、目上の学生やスタッフの方々に対しては、日本人と接するときと同様に敬意を持って接すれば、特に問題になることはありません。
学校はフィリピンにありますが、たくさんの韓国人と寝食を共にするので、このような韓国の文化に触れることができました。
MKには、様々な立場の人が様々な理由で英語を勉強しにやってきています。
私はしっかりと勉強をしたかったので、人の少ない朝に落ち着いて勉強しようと、早起きをしていました。
自習室は６時から使用できたので、効率よく勉強できたと思います。
寮に隣接するカフェテリアで3食の食事がついていますが、朝食はパンもしくはご飯に簡単なおかず、昼・夜は主に韓国料理でした。そして、卵料理が多い印象を受けました。
レッスンについて
個人レッスン
私はアウトプットの勉強に重きをおいていたので、スピーキングとライティングをメインに勉強しました。先生方はフレンドリーなので、スピーキングの授業ではこちらが話しやすいように話題をふってくれます。興味や感性の合う先生と出会えれば話題に事欠くことはなく授業が楽しみになるので、長期で滞在を予定している方は、自分に合った先生を探すことをお勧めします。
グループレッスン
最初のころのグループレッスンはスピーキングが2種類でした。個人レッスンに比べるとグループレッスンではあまりスピーキングが伸びている実感がなかったので、途中でリスニングと文法の授業に変更しました。リスニングは１語１語を聞き漏らさないように注意しながら聞き取るよう指示され、大まかに内容を捉える聞き方よりもより集中して聞く必要があり、正確なリスニングのためのいい練習になりました。また、文法の授業は基礎レベルの文法を学びたい方にとっては、先生の教え方はわかりやすいです。ただ、グループクラスだとハイレベルな内容は扱わないようだったので、一歩進んだ文法を勉強したい方はマンツーマンレッスンでの受講がいいと思います。
先生方について
私自身、スポーツが好きなので、休み時間などに先生方と一緒にスポーツをしているうちに、たくさんの先生と知り合うことができました。
特に最初の頃は他の学生との英語でのコミュニケーションが難しく、先生方と話す方が深く話ができて楽しかったため、先生方と頻繁にお話をさせて頂いていました。
今思うとこの時間もスピーキングのスキルの向上に繋がっていたと思います。
そして、フィリピンの文化では、友達になるときにあまり相手の年齢を気にしないようです。そのお陰かとても年の離れた先生ともいい関係を築くことができました。
その他
寮の環境についてですが、個人的には埃っぽいと思います。
私が滞在している間は、二つに分かれてる寮のうち、１つの寮の屋上にcafeが建設中であり、私の部屋が建設中のcafeのちょうど向かいにあたる場所だったので、その粉塵だったのかとも思われますが、喉の痛みと咳に悩まされたので、辛かったです。
良い点は、教室に近く、休み時間ごとに部屋に戻って一休みしたり、ルームメイトとおしゃべりできたところです。
総括
総じて、非常に有意義で内容の濃い11週間を過ごす事ができました。
ここで会った日本人、台湾人、韓国人、フィリピン人の友達と、語りあったり、飲みに行ったり、旅行に行ったりして、勉強以外の時間も充実させることができました。
30歳にして初めての留学でしたが、いい出会いがたくさんあり、かけがえのない思い出の一つとなりました。
そして、フィリピンは英語を勉強するのにとてもいい環境が整っていることを改めて認識しました。
